2021年1月15日金曜日

オジロワシ  風車、風力発電 バードストライク

 昨年 11月の始め

北海道のとある風力発電所の会社からの 風車によってオジロワシが被害にあったとの

電話が入りどうすればよいか、至急調査に来てほしい旨の連絡がありました。

翌週、急遽現地に向かいました。

風車の近くに、何かの再生処理施設があり、その周りに相当なカラスが飛び交っている

とのこと、お話し通り実際にカラスが相当数いました。

恐らく、オジロワシがカラスを追って、又はその逆に集団でカラスに追いかけられて

逃げたりしたときに、風車の羽根に衝突してしまったのではと考えられます

オジロワシは海岸沿いに普段いるのですが風車は海岸沿いの近いところに建設されていて

そのような被害にあってしまったと思われます

その会社の担当者殿は

カラスがいなければと考えてカラスの追い払い機器を取り付けたらしいのですが少し

カラスが減ったらしいのですが、ほとんど変化が無く、困り果てていました

私は、その風車の辺り一帯を調査、すると1Km四方程の樹木にカラスがたむろしていて

そのあたりの樹木がカラスのコロニーになっているようです。

風車の近くのカラスを追い払えたとしてもあまり意味がありません。

結果 

風車にオジロワシが近ずかないようにする必要がありますと提言し、

風車の上部から風車の周りに近づか無いような空域を作る事をお勧めしました

当社の保護機器 (ガモラ)取付を提言しました