朝晩がやっと涼しくなり、秋の訪れを感じられるようになりました。
秋は冬季のカモ対策の準備です。
昨シーズンもたくさんのお問合せレンタルをいただきました。
そのお話から平均的な状況をお話させていただきます。
お困りの方々の参考になればと思います。
冬季のカモ被害は11月~2月末頃。
ピークは1月~2月節分頃。 冷え込みが厳しい夜がに被害が増える。
暖冬の場合は飛来数が比較的少ない。
潜水して採餌する種と水面で採餌する2種類に分けられますが、
芝生や海苔の被害はほぼ潜水しないカモのようです。
12月頃までは穀物や貝などの餌があったものの、寒くなるにしたがって
食べ物が減少、柔らかい芝生や海苔などに被害が増加。
グランドの芝に関しては細くて柔らかいもの、新芽ばかりを食します。
また、夜間暗くて囲まれているため寝床としても最適。
しかし朝には多くの糞が、、、、、
食べ物が草ばかりとなると栄養が少ないので、かなりの量を1羽が一気に食べます。
そのため消化が悪く糞が結構大きいんです。
糞を手作業で拾うとゴミ箱1杯(45ℓ)ほど、時間にすると2~3時間。
糞の箇所はかたまりになっていて、およそ10~20羽ほどだと思われます。
日中に待機できる河川や池が近くにあるグランドを好むようです。
海もグランドも共通している点が、
①同じ箇所ばかりを食べる
②年明けの被害が増える
この2点を改善する方法を検討中です。
カモは渡り鳥のため暖かくなると減少します。
春の水田被害は主にカルガモのようです。カルガモは留鳥です。